ミヒャエル・ゾーヴァの営業マン

ミヒャエル・ゾーヴァの世界

ミヒャエル・ゾーヴァの世界

以前ミヒャエルゾーヴァの展覧会に行った際購入。
ミヒャエルゾーヴァの人となりが垣間見れる本なのだが、

このおっさん…かなりマイペース。
一人で今の成功は無いだろう。
私が注目したのは相棒エッターの献身的な営業。

「なあミヒャエル、おれもう、ネクタイしめて、お客さんの
ところをまわるのにくたびれてしまったよ。」

     (講談社ミヒャエル・ゾーヴァの世界より)

わかるぞその心労。
でも彼はゾーヴァの知らないうちにこつこつ苦労をして営業を
続け、そのうち販路は世界へ広がり、インコグニートのカードは
世界中に流通するようになった。
ゾーヴァは絵に集中できた。
こんな幸せなことはないですね。

これは愛がないとできないなと思う。
もしかしたら売れないかもしれないが、
彼の作品に心底惚れ込んでいたからなせる技だろう。

惚れパワーって凄いやなー。